2008年09月20日

テレキャスターの理由

昨日Upしたギターの写真ですが、モデル名を「テレキャスター」といいます。映画「20世紀少年」の中で、主人公が弾いていたのと同じタイプです(ただし、映画中に登場するのは「グレコ」というメーカー製)。

バンドをやっている人の間では、テレキャスターというモデルは、シンプルなROCKのイメージ。テレキャスターと聞いてすぐ思い浮かべるのは、ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズでしょう。印象的なフレーズのループを多用したソリッドなROCKは、現在でも、熱心なファンの心をしっかりと掴んでおります。大学時代、このギターを私が持っていると、大抵は「ストーンズ好きなの?」と聞かれました。ストーンズの熱心はファンでも何でもない私は、この問いを笑ってはぐらかしたものです。

中学の時は、フォークギター1本だった自分が、高校に入ってエレキギターを買うことにした時に、とにもかくにも、真っ先に選んだのがテレキャスターでした。その理由はROCKとは無縁の和製POPバンド、TULIPの財津和夫さんを真似たに過ぎません。

財津さんは、いつもはピアノを担当していて、「青春の影」だとか「サボテンの花」だとか「虹とスニーカーの頃」だとかを歌っているワケですが、コンサートも終盤に差し掛かってくると、テレキャスターを肩からぶらさげて、自らギターをかき鳴らしてステージ中央で「私のアイドル」だとか「夢中さ君に」といったTULIPの中も多少はROCK寄りのナンバーを歌うのが定番でした。高校1年の時はTULIPのコピーに明け暮れておりましたので、必然的に私が選んだのがテレキャスターだっという次第です。

と、いうワケで、昔も今もROCK野郎ではない私が、ギターを手にしてまず最初に弾きはじめるのは、ストーンズでもT・REXでもない、TULIPのナンバー「夢中さ君に」なのでした。


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2008年09月19日

ROCK!

夏休みに子どもたちと「崖の上のポニョ」を観てきたのですが、今回の宮崎作品は小学生くらいに的を絞って作られたようで、私と妻は少々モノ足りなさを感じておりました。もうちょっと大人向けの映画が観たいな・・・ということで、今日は第三金曜日でお店はお休みですので、妻と2人で映画館に足を運んできました。

本日観て来た映画は、「20世紀少年」
「YAWARA」の作者としても有名な、浦沢直樹さん原作の同名のコミックを映画化したものです。私は原作のコミックは読んだことが無かったのですが、映画を観終わってからパンフレットを見たら、この原作は8年に及ぶ連載の長編で、諸外国でも高い評価を得ていて、いろんな賞をもらっているんですね。全然知りませんでした。

いやあ、これは本当に面白い映画でした。ぜひとも映画館で観て頂きたいのでストーリーは割愛しますが、昭和30年代後半から昭和40年代前半くらいに生まれた方は、まさにこの映画の時代背景にピッタリとマッチしますので、余計に面白く感じられるハズです。かく言う私も昭和41年生まれですので、映画のいろんなシーンを懐かしく観させていただくことができて楽しかったです。

唐沢寿明さん演じる主人公が、エレキギターを引っ張り出してきて、大音量で演奏するシーンがあります。なかなかカッコ良かったです。で、久しぶりにワタシもフェンダーのテレキャスター(ただし日本製)を引っ張り出してきました。

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2008年09月18日

レンズに刻まれた記憶

ペンタックスが交換レンズの国内生産から撤退するという報道がありました。HOYAとの合併劇があった今春から、いつかはこんな日がくるだろうことは予想しておりましたが、一ペンタックスファンとしては複雑な気持ちです。

他界した父はカメラレンズ部品の金属加工の工場を営んでいました(現在は兄が継いでいます)。父の体調が悪化し、入院することになった時、1年ほどこの工場に勤めました。そして、今はもうない旭光学(現HOYA・PNENTAX)の埼玉県・小川町工場や、今回レンズ生産から撤退することになった栃木県の益子工場へ何度も足を運びました。

小川町工場に勤めていた方達は、昔からの職人気質でとても人情に厚い方たちで、父の葬儀にもかけつけてくれました。父といつも会話をしていたという受付の女の子の優しそうな瞳を忘れることはないでしょう。益子工場はとても歴史を感じるところで、ここにあるカメラ博物館では時を忘れて、古いカメラを眺めたものです。

過酷なコスト競争の先で、日本はいったいどれくらいの財産を失っていくことでしょう。きっとこの先無くしていくであろう、技術、人材、歴史、それらを再び取り戻すことは簡単なことではないと思います。

「MADE IN JAPAN」
その誇らしげな文字が、Pentaxのレンズから消えてしまうことになりました。

limited0809.jpg

SMC PENTAX-FA 1:1.9 43mm Limited。
父の工場で切削・加工した部品が使われたレンズ。ずっしりとした金属鏡筒を持つ、旭光学が満を持して世に送り出した、PENTAXレンズの会心作です。
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2008年09月15日

アーティスト同士の出会い

7月くらいのことだったかと思うのですが、カルトナージュ作家のAkane-Bon-Bonさんと話しをしている時に、日本のクリニクラウンの先駆者として頑張っていらっしゃるTさんがお店にやってきました。お互いアーティスト同士ですから、何か共感するところがあるかもしれないと思いまして、お二人それぞれを紹介して差し上げました。そうしたら、やはりTさんは「カルトナージュ」という紙箱の世界から、すぐさまインスピレーションを受けたようで、Akaneさんに「こんなのは作れますか?」なんて交渉が、当店のカウンターにて始まったのです。

Tさんがカルトナージュで作れないかと思い立ったのは、クラウンのシンボルである「Red Nose」、その「赤い鼻」を収納するケースです。この赤い鼻をつけることで、Tさんはクラウンという自分自身の分身と化し、これをはずすことで素の自分に戻れるのです。まるでチャップリンが白いメークを落とすとまったく別の人格に戻るかのように、クラウンも赤い鼻をはずした瞬間に我に返るのだとTさんはおっしゃっていました。クラウンにはなくてはならない小物こそが、この「Red Nose」なのです。

さっそくカウンター上で「Red Nose」の採寸を始めたAkaneさん。ざっくりと寸法を測りおえると、あとの詳細はメールにてやりとりすることになったようです。そしてそれから1ヶ月以上の時間が経ち、先日、当店にてお二人は再会し、Akaneさんの作品がTさんの手へと渡ることとなりました。

Tさんは嬉しそうに「Red Nose」を紙箱にしまうと、その開け閉めの感触を何度も楽しんでいらっしゃいました。「きつ過ぎず、ゆる過ぎず、この絶妙な感触がいいですね」と、しばらくカルトナージュ談義に花が咲いておりました。

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自分の住まいを与えられた「Red Nose」。素敵な空間に納めらて、Tさんとともに、全国各地の病院の子どもたちに笑顔を届けに行くことでしょう。
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2008年09月14日

a sea horse

我が家の朝食は、いつもはパン食なのですが、今日は久しぶりにゴハンで朝食をいただきました。そしてジャコに箸を伸ばした妻が面白いものを発見いたしました。

それは、タツノオトシゴ。ジャコにはイカやタコ、そしてカニなどの小さいヤツがよく混ざっておりますが、タツノオトシゴを見つけたのは初めてです。「何かイイコトあるかもしれないね!」なんて、朝から盛り上がった我が家でした。

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タツノオトシゴは「竜」というくらいだから、英語では「sea dragon」だとばっかり思い込んでおりました。調べなおしたら、神話に出てくる「海馬」になぞらえて「sea horse」なんですね。勉強になりました!

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2008年09月12日

ザッセンハウスが復活しました!

以前、当blogにも書かせていただいたように、ドイツ製コーヒーミルの老舗であるザッセンハウスが倒産したのが2年前。下請けの刃物メーカーが倒産しただとかいろんな理由がささやかれていましたが、長い間コーヒー通の定番として君臨してきた老舗ブランド、期待に応えて復活してくれました!

先月から市場に流通し始めたようですが、まだまだ品薄な状態のようです。これから在庫は潤沢になってくると予想されますので、あわてて購入することはないかと思います。値段は旧タイプと比較すると、なんと2割程度増し(!)。当店で取扱いしていた頃は、一番廉価なものは6,000yen台で販売しておりましたが、新型は木製のタイプの一番安いものでも、10,000yen前後が相場のようです。いろんな調達コスト等を考えると仕方ないかもしれません。

肝心な性能につきましては、当店でもまだ入手しておりませんので何とも言えません。姿形こそ往年のザッセンハウスと同一タイプがラインナップされておりますが、良く見ると木の質感やタグプレートの質感が大分変わった印象を受けますし、肝心のカッターの切れ味などが昔のままなのか・・・気になるところであります。

私が大好きだった壁掛けタイプは、残念ながら今回のラインナップには含まれておりません。それを考えると益々2年前に入手しておくべきだった!と後悔の念が押し寄せてきます。新タイプはデザインも若干の変更が入っていますし、旧タイプをお持ちの方は、そのビンテージ性が色褪せることはないでしょうから、これからも大事に使ってあげてください。

新タイプ、当店では当面取扱いいたしません。気になる方はインターネット通販で物色してみてください。まだ在庫が潤沢ではありませんので、すでに売り切れのショップも多いかとは思いますが、手挽きミルの需要はそんなに大きいものではないかと思いますので、しばらくすれば普通に手に入るかと思います。

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2008年09月11日

「コーヒーの日」を前にして

今日は新聞社の営業の方がお見えになりました。10月1日は「コーヒーの日」なのですが(皆さんご存知でしたか?)、これにあわせて9/30に珈琲特集を1面組むので、そこに広告を出しませんか?という内容です。開店以来、いつも9月になると営業の方がいらっしゃるのですが、毎年丁重にお断りしております。今日もサンプルの紙面をお持ちくださったのですが、そこに広告を出していらっしゃるのは、近年ユニマットと合併してさらに大きなコーヒー商社になりつつあるキャラバンさん、松本では老舗のお店で最近は食材全般の卸までされている斉藤コーヒーさん、そして南信の老舗で数年前から塩尻店もはじめられた三澤珈琲さん、ちょっと目にとまっただけでも我が焙煎小屋が対等に広告などを出させていただくような特集ではないことは明らかです・・・。

お店がオープンした年は、さすがに広告を出させていただきました。と言っても、有料で広告をお願いしたのは、地元の愛すべきローカル紙、市民タイムスさんだけです(この新聞の4コマ漫画「アルプス市民」大好きなんです!)。他は無料で広告掲載してくれる雑誌がいくつかと、広告ではなくて「記事」として新聞で扱っていただいたのが2件ほど。そしてローカルTV局からの取材が1つ。広告とは関係なく、「面白い店があるから取材してみよう」というメディアからの依頼は喜んでお受けしました。1年目しかメディアへの露出をしていない当店ではありますが、それなりに細々と今日まで営業を続けてこられております。

別にメディアへの露出が嫌いなわけではないのですが、珈琲の自家焙煎という、かなり趣味性が高い品物を扱っていて、しかも焙煎してから1週間以内の豆しか売らないという売り方をしている以上、お店で1日に販売できる豆の量はどうしても限られてしまいます。実際、「半額セール!」などと銘うって新聞広告を出して、お客さんがたくさんお見えになったとしても、そのお客様すべてにいきわたるだけの珈琲豆の量は用意することができないのです。もちろん、1日中焙煎機をまわして、人も雇って、面倒くさいハンドピックなんてやらなければ、それができないワケではありません。しかし、それは私が理想とするお店でも、人生でもありません。

この小さな焙煎小屋を偶然見つけてくれた人たちがいる。そしてずっと通ってくれる人たちがいる。その人たちが珈琲好きな別の人に教えてくれる。そしてまた新しいお客さんが来てくださる。新聞広告に比べれば、非効率的なこと極まりないこの人間同士の輪は、少しずつ、それが例え牛歩のごとくゆっくりであっても、でも確実に「本物の味」を探し出してくれるに違いないと私は信じているのです。だから、その人たちを裏切らない「本物の味」を作り出したくて、今日もこの「掘っ立て小屋」で豆を地道に焼いていくしかないのです。

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珈琲通の定番、野田琺瑯さん製造の「月兎印スリムポット」。お店では黄色系の「キャメル」しか飾ってなかったのですが、今日から「レッド」も並べてみました。琺瑯のこの色ツヤ、美しいなあ〜。


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2008年09月10日

楽都

昨日は鼻炎の薬を飲んで寝ましたので、今日はクシャミ・鼻水からは解放されたのですが、なんだか1日スッキリしません。配達に行ったお店のスタッフの方も風邪をひいたとかでマスクをしていてつらそうにしていました(Kさん、お大事に・・・)。季節の変わり目はとかく体調を崩しがちなもの。不摂生をせずにバランスの良い食事を心がけるようにしたいものデス。

一昨日、栃木県に住む義母がサイトウ・キネン・フェスティバルのプログラムを聞きにきました。チケットをとってあげたら、S席の3列目でしたので、オーケストラに近すぎてうるさすぎかな?と思っていたのですが、指揮を務めた小澤征爾さんの足音まで聞こえてきたそうで、痛く感動されたようです。来年もぜひ来たい!と今からもう来年を楽しみにしているようですが、そこまで義母を興奮させてしまう小澤さん指揮のオケ、私も聞きに行きたい!実はフル・オケのコンサートって、今だ観に行ったことがないのデス。来年は、うまく店の休みとスケジュールが合えば、家族みんなで行きたいなあなんて思うのですが、そんなことをしたら果たしていくら掛かるんだろうと、コストを考えた途端に現実に引き戻されてしまうのでした。

松本市も「楽都」を標榜するのならば、もっと市民が気軽に観に行けるようなプログラムを、一年を通じて企画してくれるといいのにナ・・・と思います。松本平の人々が、自然とクラシックに溶け込めるような雰囲気の街づくりが成されたら、その時こそ「楽都」であると、声高らかに宣言しようではありませんか!

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2008年09月05日

今日も曇り空

今日は朝から日差しが強く、これは久しぶりの30℃超えかな?なんて思いながら水出しのアイス・コーヒーを仕込んだのですが、昼を過ぎると急に雲が広がってきて、結局ここ数日と同じような曇り空となってしまいました。お盆が過ぎてからは、まるで梅雨の季節に逆戻りしてしまったような天気が続きますね。結局アイスコーヒーを仕込んだのに、試飲されるお客様はやはりホットコーヒーをご希望される方が多くて、アイスコーヒーは私が飲んでおります・・・。

珈琲豆屋としては、涼しいのは大歓迎でありますが、いろんな農産物などへの影響を考えると、なかなかそうも言ってられませんね。長期予報では残暑が厳しくなるなんて言っておりましたが、これから残暑が盛り返してくるんでしょうか?

syumei0809.jpgシュウメイギク(秋明菊)の茎も、ニョキニョキと伸びてきました。そろそろ開花しそうな気配です!
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2008年09月04日

コーヒー講座

昨年、我が家のこども達が卒園した幼稚園から声を掛けていただき、「コーヒー講座」を開かせていただきました。コーヒーの実に関する知識や、精製のこと、そしてコーヒーの美味しい淹れかたなどを、実習を含めて1時間半ほどの講習でした。

今日、その幼稚園の今年度の厚生委員をされているお母さんがいらっしゃって、今年も講習会をお願いしたいとのこと。ありがたいことです。我が家のこども達が卒園して、もうだいぶ経つというのに、こうやって声を掛けていただけるというのは、本当に感謝の気持ちで一杯です。

この講座、当店のコーヒー数種類を実際に淹れていただいて、味の違いをご自分の舌で確認していただきます。そして、コーヒーのお供にケーキがついてきて、参加費はなんと500yen。何ともお得な講習会です。この幼稚園の保護者様のみが対象ですので、一般の方はお申し込みできないのが残念なところです・・・。これからは、誰でも参加できる講習会もお話しがあれば積極的にやっていきたいなと思っております。すでにもう1つ、お話しがまとまりかけているのですが、こちらも某学校からのご要望ですので、一般参加は無理かもしれません。

こちらは、やはり、4年前にS幼稚園にておこなった講習会の風景。
http://www.toirocoffee.com/essay/essey001/015.html
こんな感じで、皆でわいわいとコーヒーを飲むのも楽しいものです。新鮮な豆を使って、自分でドリップすることの素晴らしさを、少しでも多くの人に知ってもらえたならいいなと思っております。
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2008年09月03日

旧友達との1夜

先日、中学校時代の同級会がありました。最後に私が参加した同級会が20代の半ばだったと記憶しておりますので、15年振りくらいの同級会です。考えてみれば、中学校を卒業してからすでに四半世紀が経過し、結婚した多くの同級生は、すでにあの日の自分たちと同じ年代の中学生の子供がいます。つい昨日の出来事のようなのに、月日の経過は早いものです。

同級会の開催場所は、塩尻市内で居酒屋・スナックなどを3店舗を経営している(!)S氏の店へ。1次会は居酒屋、2次会と3次会にそれぞれのスナックに半ば強制的に移動させらました(Sよ、お前は商売の鬼だ!!!)。15名ほどの参加だったのですが、久しぶりに会った友人たちは、はじめはぎこちない会話も、10分もすれば昔のように、お互いに呼び捨てで気楽に話せるように。やはり3年間同一のクラスで過ごしたというのは、妙な連帯感を生むものですね。

高校時代はバンドに明け暮れ、勉強はろくにやりませんでしたので、同じギター部の連中と過ごしていた風景しか思い出せないのですが、中学時代の記憶は、教室での授業風景や、数限りないバカ騒ぎのこと、結構憶えているのが不思議です。その当時の姿に、今現在のそれぞれが就いている仕事に結びつくような原点が隠されていたのかな?などと考えてみるのですが、なかなかそんな簡単なものでもなさそうです。

私が珈琲豆を売ることになるなんて、同級生の誰が想像したことでしょう。ただ、冷静に分析してみるに、父親が小さな工場を経営していたこともあって、何か独立して商売をしたいという思いは常にありましたし、中学校時代はすでに結構な料理好きになっておりましたので、「食」に関連したお店を始める何らかの要素は、その当時からすでにあったのかも知れません。

1次会の最後は、幹事のT氏のカメラで、全員集まっての記念撮影。また10年、20年後の同級会で、この時の記念写真を見て、あの頃は若かったと思い出話しに花が咲くに違いありません。その時を笑って迎えられるように、また明日からも確実に1日1日を大切に過ごしていかないといけないな、と思ったのでした。
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2008年09月01日

夏の終わり

気がつけば今日から9月。今年はお盆が過ぎてからずっと涼しい気候が続いていることもあって、もうとっくに夏も終わっているような気がしておりました。あれほど暑くて嫌いな夏も、もうこれで終わってしまうかと思うと、なんだか寂しい気分になるから不思議です。

今日はこのblogに何を書こう、なんて考えていたら、福田首相の突然の辞任のニュースが飛び込んできました。政治の世界も、もう秋・冬の時代に突入ということでしょうか・・・

秋を彩る花、菊のつぼみもだいぶ膨らんできました。

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2008年08月31日

団子の思い出

土曜日は当店の定休日。毎週、車で20分程のところに住んでいる母を買い物に連れて行ってあげるため、昨日も、9時過ぎに母に電話で連絡をとりました。そうすると、なんだか元気がない声が聞こえてきました。どうやら顔に帯状疱疹ができてしまったらしく、それが医者に処方された薬をつけてもなかなか退いてくれないらしいのです。「今日はタクシーで病院に行ってくる」というので、ならば私が車で送っていくよ、ということにして、母の住まいまで車を走らせました。

病院にいた時間は10分ほど。私も長く待たされたワケではありません。しかし、車の運転ができず、普段は1人で生活している母にしてみれば、たかだか病院に連れて行ってあげたことがとても嬉しかった様子。ちょっとした病気でも、人間は弱気になるもの。そこに差し出してもらえる手の温もりは、やっぱり何よりも、その人を元気づける薬になるのだと思いました。

病院からの帰り道、母が「おだんごを買ってあげる」と言い出しました。今更ダンゴに大喜びをする歳でもありませんが、母にしてみれば息子は何歳になっても息子のままです。ここは素直に「ありがとう」と、その申し出を受けることにしました。

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私が子供のころから慣れ親しんだ団子屋さん。大きな木箱に山積みにされたダンゴを指さして、いろんなダンゴを注文します。そして無造作に紙にくるくると巻かれて、カウンター越しに手渡されるダンゴ達。30年前と変わらぬ、そのやりとりになぜかホッとするのでした。

変わらぬ味の「みたらし」と、「揚げダンゴ」をほおばっていると、他界した祖父が、市街での会合の帰り道に、この団子屋さんでよくお土産を買ってきてくれたのを思い出しました。紙の包みを開けた時の、山積みのみたらし団子が放つ甘じょっぱい香りが、どれほどハラペコ小僧の食欲をそそったことでしょう。じいちゃんが買ってきたお土産のダンゴを家族で囲んで、そこに拡がった団欒が、どれほどに素敵な休日の夕方の風景だったことだろうと、今にしてみれば痛切にそれを感じるのです。
posted by jiro at 12:36| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月27日

節約走法

今日、ミゼットの燃料計を見たら、そろそろ燃料が底をつきそうでしたので、近所のスタンドへあわてて給油しに行きました。9月からガソリンが少し安くなりそう・・・なんていう情報もありますので、ここはケチって「現金で2,000円分お願い」、などという給油にしておきました。

ミゼットはオートマですが、普段プライベートで乗っている車はマニュアルミッションです。マニュアルのいいところは、ギアをいつでもニュートラルに入れられること。最近は、少しでも燃費を良くするために、長い下り坂があると、走行中にギアをニュートラルに入れてしまいます。そうすると、車は惰性でそのまま走行を続けるというワケです。そうすればエンジンの回転数は、アイドリングに必要な最低限の回転だけですみます。ただし、エンジンブレーキが効かなくなるために、勾配がきつい坂だとかなりスピードが増してきて怖い思いをすることになりますので、誰にでもオススメできる走行方法ではありません。なだらかな坂が続いて、走行車両が少ない道を走るときはかなり有効です。

オートマだと、このような融通が利かなくて不便だなア、と思っていたら、今日インターネット上でこんなニュースを発見しました。
その名も「AT車レバー 切り替え装置

AT車に後付けして、走行中にアクセルを緩めると、自動的にギアがニュートラルにセットされるというものです。そう、こんな装置が欲しかった!残念ながらこの会社の所在位置は九州だとのこと。ご近所の車屋さんで、この装置をつけてくれるところがあれば、ぜひともお願いするのになア・・・なんて思いました。ハイブリットの開発も、電気自動車の開発も、もっと急いで欲しいですが、まずは、現在の機構を見直して、少しでも節約できるようなアイデアを、メーカーには考えて欲しいと思います。
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2008年08月24日

庭の新入り

数年前に庭に山椒の幼木を植えたところ、それから毎年、アゲハ蝶がやってきて産卵していくようになりました。アゲハの幼虫の食欲は旺盛で、数匹の幼虫で、小さな幼木の葉を食べつくす勢いです。それでも、小さく黒くて、まるで鳥のフンのような幼虫が脱皮をして緑色にかわり、日に日に大きくなっていくのを見ていると、「もっと食べて大きくなれヨ」なんて思うようになってくるから不思議です。

数日前、イタリアンパセリに見慣れない幼虫が2匹いるのを発見しました。緑色の体に黒のストライプ、オレンジ色の斑点。ためしに体をちょっと触ってみると、鮮やかなオレンジ色の触角が出てきました。これはアゲハの幼虫に違いないと思い、インターネットで調べてみました。毎年我が家の山椒にやってくるのは、もっとも一般的なアゲハである「ナミアゲハ」。幼虫の黒のストライプも数本あるのみのシンプルな模様です。今回イタリアンパセリを食べていたのは、「キアゲハ」の幼虫のようです。たくさんの黒のストライプで体が覆われていて、ちょっとこちらは虫嫌いな人にはグロテスクに感じることでしょう。

ここ数年、ずっと観察を続けているのですが、いつもサナギになる前に姿を消してしまい、羽化するところを見ることができません。アゲハの幼虫は、サナギになる時はちょっと離れた別の植物にサナギをつくることが多いためです。今回も毎日観察を続けるつもりですが、サナギを見つけることができるかどうか・・・

あの幼虫が、見るも鮮やかなキアゲハになるなんて、なんと生命の営みは不思議で満ちていることでしょう!いつかアゲハが羽化する瞬間を写真に捉えたいな・・・と思う私なのでありました。
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2008年08月22日

店の全景

たまにインターネットで当店をお知りになって、他県からわざわざご来店してくださるお客様がいらっしゃいます。インターネット時代になって、このように簡単に情報が得られることは非常に便利なことではありますが、ネット上に公開された写真や文字の数々が、どれだけそのお店の本質を伝えているのだろうか?と考えるとちょっと不安になります。

例えば、写真というのは実際の雰囲気よりも良い感じで伝わることが多いもの。最近はデジタルカメラの性能も向上してきていてるせいもあって、店内の写真なんかを広角レンズで撮影すれば、実際のお店の広さ以上に空間を感じたりします。

もちろん、自分のお店が良く見えることに越したことはないのですが、実際に当店に来て見たら、「本当にウサギ小屋なのネ・・・」なんて思われて、想像していた空間とのギャップに戸惑ってしまうなんてことを心配してしまうわけデス。と、いうわけで、たまにはお店の全体写真を。

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ミニログの中は9畳ありますが、焙煎機が鎮座しておりますので、試飲のお客様用のイスは4脚しかございません。混雑時にはご試飲いただけない場合もございますので悪しからず(もっとも滅多に混雑時なんてなかったりしますが・・・)。

商店街でも何でもない住宅街にあるこのミニログに、わざわざ足を踏みいれてみよう!なんて思ってくれるお客様には、本当に感謝する日々でございます。私が逆の立場だったら、「何かうさんくさい店だな〜」と思いつつ、そ知らぬ顔でスルーしていくことでしょう(笑)。

何らかの偶然で、このblogに行き着いて、当店に興味を持たれた方がいっらしゃいましたら、ぜひとも勇気を持ってこの店の扉を開いてみてください。確かに小さなお店ではありますが、きっと大きなお店にはない「何か」を感じてもらえると思っております!
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2008年08月21日

勇気

今日は北京オリンピック・女子ソフトボール決勝の試合に釘付けになってしまいました。2日間で400球以上を投じた上野投手の気力には、まったくもって脱帽です。何ものをも恐れず、入魂のストレートを内角に投じるその勇気に感動をもらいました。

自分の目指した目標に向かって努力して、その目標に達した時の感動ってどんななんだろう。自分はオリンピックに出ることはできないけれど、自分にしかできない、自分だけの金メダルってないだろうか?そんな事を思いました。

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posted by jiro at 23:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月18日

秋の気配はクシャミとともに・・・

まだまだ日中は暑いですが、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。コオロギが鳴いていたり、庭のホトトギスが咲き始めたり、秋の気配を感じさせるものがチラホラと・・・。

暑い夏が薄れていくのは嬉しいのですが、嫌なものもやってきます。それは花粉。私は3月くらいに春の花粉アレルギー症状が出るのですが、8月の中旬から下旬に、もう1度アレルギー症状が出ます。調べてもらったワケではないのですが、ここ数年の状況から勝手に判断するに、どうやら稲アレルギーではないかと考えています。一度しっかりと診断してもらおうかとは思っていますが、だからといって根本から体質改善できるわけでもないので、なるがままにしております。

今日は東京・四谷のご出身のお客様と、ラーメン談義で盛り上がりました。私の勤務先も赤坂だったため、四谷にはたまに飲み会などで使ったお店があったので、その話しをしたところ、「そこは子供の頃から良く行きましたヨ」なんてことになって盛り上がった次第です。お店は「こうや」というお店。ここは何と言っても「ワンタン麺」で有名なお店。松本平でもワンタン麺を食べさせてくれるお店は数軒ありますが、「こうや」のワンタン麺に比べるとまったく物足りません。もしも四谷近辺に出張などがある方は、ぜひともお立ち寄りになってみてください。
posted by jiro at 19:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月17日

KICORIの時計

今日から営業再開。しっかりと充電させていただきましたので、今年後半もがんばりますヨ!

朝、お店に入ると、時計の針が止まっていました。これはイカンということで電池を換えてあげて、十色珈琲の時間が再び動きだしました。そう言えば、この時計の話しを1度もしたことがありませんでしたね。

この時計は、大学時代の先輩が開店時に開店祝いに贈ってくれたものです。埼玉に住む先輩からいただいたのですが、もらってビックリ、何と長野県にある工房の時計でした。その名も、「手づくり時計工房・KICORI」。カラ松材を使用した手づくりの時計で、いろんなカラクリが楽しい時計がたくさん。当店で使用しているのは、キツツキが木の幹を一生懸命につついている時計です。

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長いお休みの後は、「お客さんが来てくれるかな」と心配になるのですが、東京から来てくれたお客さんもいたりして(blogをいつも見てくださっているとか!)、嬉しい後半のスタートとなりました。こんなに猛暑の夏でも、相も変わらず当店の珈琲豆を求めに来てくれる皆様には、本当に感謝感謝です!
posted by jiro at 19:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月16日

後半戦スタート!

obon0808.jpg今日で当店の夏休みも終わり。お盆も今日で終わりということで、「送り盆」で実家のお墓まで行ってきました。私の実家のお墓は山の中にあって、よくTVに出てくるような墓地のイメージとはだいぶ異なります。赤松の森に囲まれた墓地は夏でも涼しくて、ひんやりとした雰囲気。ここで「肝試し」でもやったら、さぞかし怖いだろうなあと思うのですが、実際にそれをやっている人たちを見たことはありません。すぐ隣りに塩尻市の火葬場もありますので、夜にこの森を歩くのは、本当にシャレにならないくらい怖い。昔は土葬でしたので、他界した父の話しでは、「子供の頃、雨の日には人魂を良く見た」そうです・・・。

そんな話しをしなくても涼しくなるように、はやく酷暑から逃れたいものですね。明日から当店も営業再開で、1年の後半がスタートします。明日は北京オリンピックの女子マラソンなどが控えておりますので、お客様はあまりいらっしゃらないかな?
posted by jiro at 21:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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