2008年02月13日

バレンタインデーの放課後

明日はバレンタインデーということで、今日は何組かのお客様が、バレンタインの贈り物として当店のコーヒーをお求めになっていってくださいました。甘いチョコもいいですが、ビターなコーヒーなんていうのも、ちょと洒落ていて素敵でしょう?

バレンタインデーというのは、希望と失望を同時に連れてやってくる、なんともやっかいな代物です。

高校1年のバレンタインデー。我がバンドメンバーもその日の練習を終え、そそくさと昇降口へ。皆、ちょっとぎこちない動きでロッカーを開けます。そして、朝とまったく変わった気配のない下駄箱を覗き込みながら、「まさかチョコがあるわけないよな」などと、まるで傷を舐めあう同士のように慰めあったのでした。

しかし!
我がバンドきってのナンパ師、Y君がロッカーを開けた途端、「ドサドサッ」とチョコレートの山がこぼれ落ちてくるではありませんか!そのあまりに残酷な現実を前に、残りのメンバーは無言になって、帰路に着いたのです。

とまあ、振り返ってみてもバレンタインデーに良い思い出はない私なのですが、そんな1コマこそが青春だったと、今は妙に懐かしい。
放課後の教室。
チューニングがはずれたままのエレキギター。
あるはずもないチョコレートにドキドキした10代のあの日。

戻れるものなら、ちょっとだけ戻ってみたいなあ。 


posted by jiro at 22:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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