2008年11月03日

そのニンジンを食べても良いのか?

麻生首相が発表した追加景気対策、「定額給付金」が話題になっています。現時点での試算では、4人家族で約6万円になるとかならないとか。タダで6万円がもらえる!そう思えば、これは確かに嬉しいことです。我が家では、今年度はガマンしようと思っていた家族旅行にそれを充てて・・・などと、何とかの皮算用もしてしまいたくもなるというものです。

しかし、これらの給付金を支払うための予算、なんと2兆円!一世帯あたり数万円の給付も、積もれば庶民には到底理解でいない額面へと跳ね上がります。その数字を見た途端に、数万円の給付も、何ともちっぽけなものに見えてきて、ふと現実に引き戻されてしまうのです。

2兆円あれば、何ができるんだろう。本当に困っている人たちが、日本にはいっぱいいるんじゃあないだろうか。雨が降れば必ず冠水してしまって困っている人たちがいたり、耐震強度が足りない校舎で地震に怯えて授業を受けている生徒たちがいるんじゃあないだろうか。過去の災害が原因で、今もなお仮設住宅で生活している人びとがいるんじゃあないだろうか。そんな現実を考えてしまうのです。

どうか、真剣に日本を良くしてください。コツコツと支払ってきた年金が、うやむやのうちに消えてなくなってしまうような国にしないでください。消費税を上げる前に、私たちの血税が、天下り先の特殊法人で無駄に浪費されることのないようにしてください。それをきちんと是正してくれるのだったら、消費税が10%になったって一向に構いません。自分たちのために使われる税金なのですから、支払う金額が多いということは、自分たちも多くの恩恵を受けることができるということなのですから。

突然「定額給付金」という名前のニンジンを目の前に差し出された私たち日本人。そのニンジンに釣られて走る先には、どんなゴールが待っているのでしょうか。


posted by jiro at 18:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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