2008年09月15日

アーティスト同士の出会い

7月くらいのことだったかと思うのですが、カルトナージュ作家のAkane-Bon-Bonさんと話しをしている時に、日本のクリニクラウンの先駆者として頑張っていらっしゃるTさんがお店にやってきました。お互いアーティスト同士ですから、何か共感するところがあるかもしれないと思いまして、お二人それぞれを紹介して差し上げました。そうしたら、やはりTさんは「カルトナージュ」という紙箱の世界から、すぐさまインスピレーションを受けたようで、Akaneさんに「こんなのは作れますか?」なんて交渉が、当店のカウンターにて始まったのです。

Tさんがカルトナージュで作れないかと思い立ったのは、クラウンのシンボルである「Red Nose」、その「赤い鼻」を収納するケースです。この赤い鼻をつけることで、Tさんはクラウンという自分自身の分身と化し、これをはずすことで素の自分に戻れるのです。まるでチャップリンが白いメークを落とすとまったく別の人格に戻るかのように、クラウンも赤い鼻をはずした瞬間に我に返るのだとTさんはおっしゃっていました。クラウンにはなくてはならない小物こそが、この「Red Nose」なのです。

さっそくカウンター上で「Red Nose」の採寸を始めたAkaneさん。ざっくりと寸法を測りおえると、あとの詳細はメールにてやりとりすることになったようです。そしてそれから1ヶ月以上の時間が経ち、先日、当店にてお二人は再会し、Akaneさんの作品がTさんの手へと渡ることとなりました。

Tさんは嬉しそうに「Red Nose」を紙箱にしまうと、その開け閉めの感触を何度も楽しんでいらっしゃいました。「きつ過ぎず、ゆる過ぎず、この絶妙な感触がいいですね」と、しばらくカルトナージュ談義に花が咲いておりました。

hako0909.jpg

自分の住まいを与えられた「Red Nose」。素敵な空間に納めらて、Tさんとともに、全国各地の病院の子どもたちに笑顔を届けに行くことでしょう。


posted by jiro at 21:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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