2008年08月26日

エチオピア産モカの状況

先日も当blogに書かせていただきましたように、今現在、新規のエチオピア産のモカが入手できなくなっております。いくつかの筋から入手した情報によると、今回の入港分で検疫に引っかかった豆から検出された残留農薬(殺虫剤成分を含む)のせいで、どうやら本年度中の新規のモカ入手は、絶望的な状況のようです。今回の検疫でクロの判定が出た豆は、もう市場で販売することはできませんから、一部の商社は、入港してしまった膨大な量の豆を廃棄処分にしているところも出てきているようです。

この豆ですが、アメリカやヨーロッパには正常に出荷されているとのことで、産地であるエチオピアからは、「日本の検疫基準が厳しすぎる」との声もあがっているようです。農家の皆さんが必死に育てた豆が廃棄されているかと思うと、とても心苦しいです。しかし、いろんな食品問題が噴出している日本においては、それくらいの基準は当たり前だという風に、今後は原産国にも認識してもらわないといけないな・・・と思います。

当店で今現在販売しているモカは昨年度収穫の豆で、きちんと検疫をパスした豆ですのでご安心ください。市場に新規のモカが陸揚げされてこないという異常な状態の中、そろそろ昨年度入荷の豆も在庫がなくなってきていて、大手のショップではそうそうにモカがお店から消えています。当店ではなんとか昨年度輸入されたモカをある程度押さえておくことができましたので、年内くらいは販売できそうです。

一部の商社はオーガニックのモカ等を仕入れることもあるかと思いますが、基本的には当面の間、日本市場からエチオピア産のモカがまったく無くなると言う、前代未聞の出来事が現実になりそうです。


posted by jiro at 18:05| 珈琲豆情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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