2009年01月03日

十色珈琲の新年が始まります。

今年も自宅にて新年を迎えましたが、何か新年を迎えた気がしません。何でだろう?と考えてみたのですが、「除夜の鐘」の音を聞いていないからだと気付きました。私が育った実家の近くには永福寺というお寺があって、そのお寺の除夜の鐘を毎年聞いていました。小さい頃は氷点下の夜道を凍える思いをしながらお寺まで行って、除夜の鐘をつくための行列に並んだものです。ところが、今現在住んでいる自宅では、除夜の鐘が聞こえてこないのです。

子どもの頃は、その鐘の意味など知る由もなく、ただ巨大な鐘をつくことの面白さを楽しんでいたに過ぎません。人間に百と八つあると言われる煩悩。その煩悩から解き放たれるべく、日本人は除夜の鐘をつき、そしてその音色を聞いて新年を迎えてきたのです。

除夜の鐘の音を聞いて新年を迎える人も少なくなってきているでしょう。いろんなカウントダウンのイベントに出かける人も多いようです。NHKの「ゆく年くる年」の映像に心を洗われるような気持ちになるのは、もはや古い人間に属するのでしょう。

明日からまた当店も営業再会。ありふれた小市民の、ありふれた日常が再び始まります。そんなありふれた日常の中から、百と八つの煩悩から解脱すべく、小さな喜びや悲しみを繰り返して進んでいくのであります。

皆様のご来店を、心よりお待ちいたしております!


posted by jiro at 23:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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