2008年10月10日

パンク修理

今日は我が家の子どもが渋い顔をして帰ってきました。どうやら自転車のタイヤがパンクしていたようで、帰宅するのに一苦労だったようです。

私が子どもの頃、パンクの時ははじいちゃんにお願いすればすぐに直してくれました。器用にタイヤのチューブをはずすと、チューブを水につけて穴の開いた箇所を探しました。穴のあいたところは漏れ出す空気で、アワができるからすぐわかるのです。パンクの穴が特定できたら、それに見合ったサイズのゴムを切り出して、ゴムノリがよくつくように軽石でこすります。ノリをつけたら数分放置して、それから穴の開いた箇所にあわせて、よく圧着します。その鮮やかな手つきを、隣で喜んで眺めていたものです。

そんな訳で、子どもの自転車のタイヤのパンクくらい自分で直せると思ったのですが、いざやろうとするとゴムノリも、古チューブもない。学生時代に使っていたタイヤからチューブを抜くための工具だけは持っているのですが、それだけではさすがに手も足もでません。店番を妻に代わってもらって、あわてて徒歩で5分くらいのところにある町の自転車屋さんに駆け込みました。

店に着いたのはもう夕方の6時過ぎ。もう今からでは、修理が上がるのは明日の午前中になるとのこと。子どもが明日の朝も通学に使わなくてはならないので何とかならないものかとお願いしたところ、自転車屋のおばちゃんは考えた挙句に、じゃあ7時までには何とか直しておいてあげましょう、ということにしてくれました。

昔の光景を思い出しながら考えたのです。子どもの自転車のパンクを修理できる父親は、いまどのくらいいるのでしょう。急なパンクを直してくれという無理な注文に応じてくれる町の自転車屋さんがどれくらい残っているのでしょう。パンク修理する鮮やかな手つきを、横からじっと見つめる子ども達の姿は、今でも町のどこかに見られるのでしょうか。


posted by jiro at 23:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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