2008年04月10日

オーバーフレンチ

いつも行くパン屋さんのパンが値上げになっていました。スーパーでは乳製品が高くなっていて、近所のデニーズは不採算店ということで閉店になりました。食材の高騰の影響が、段々と消費者に見える形になってきていると実感しました。

当店でも先日お伝えしたように、ボリュームディスカウントサービスを中止することにいたしました。珈琲豆の販売価格は、何とか全種類の豆を現状維持で提供していきたいと考えておりましたが、熟考した結果、1つだけ値上げさせていただくことにいたしました。

明日から値上げさせていただくことにしたのは、苦党の皆さんにご支持いただいている「オーバー・フレンチ」です。この豆は、本日まで320yenで販売してきました。当店の他の豆に比べて、かなりお求め易い価格設定にしてきました。

安い価格に設定してある理由はいくつかあるのですが、一番の理由は、「ロブスタ」という種類の豆をブレンドしていることです。ロブスタは病害虫に強く、低地でも栽培できるというメリットがあるのですが、味は苦味が強く、缶コーヒーやインスタントコーヒーに用いられることが多い豆です。低地でも比較的容易に栽培できるため、生豆の卸値段も、当店の他のコーヒー豆(アラビカ種)に比べると安いのです。しかしながら、ロブスタ種もじわじわと値段を上げてきており、数年前のアラビカ種の値段と同じくらいの価格設定になってしまいました。

明日からは350yenに設定させていただくことにいたしました。値上げしたといっても、まだまだお求め安い価格には変わりありませんので、苦党の方に、これからもご愛飲していただければと思っております。オーバーフレンチは不定期焙煎ですので、常に店頭に並んでいないのがツライところですが、ご希望の方にはメールにて焼き上がりをお知らせしております。オーバーフレンチを焼いたら教えて欲しい・・・という方がいらっしゃいましたら、その旨、お伝えくださいませ。

もともとはアイスコーヒー用に焙煎している豆ですから、本格的な夏になりましたら(7月〜9月)、定期焙煎いたしますので、いつでも店頭でご購入いただけるようになる予定です。

over0804.jpg

ところで、オーバーフレンチと、フレンチローストでは、どれくらい焙煎度合いが違うのですか?というご質問をたまにお受けいたします。フレンチローストよりも、焼き上がりの最高温度で5℃高い温度まで焼き上げております。時間にして1分前後長く焙煎しているでしょうか。マンデリンのフレンチ・ローストなどは、釜から出した時点では豆の表面にオイルは浮いておらず、焙煎の翌日くらいからオイルがプツプツと出てくるくらいに焼いていますが、オーバーフレンチは、釜から出した時点で、豆全体に薄くオイルが浮いてきているくらいが焙煎の目安です。2〜3日もすると、豆全体がオイルで覆われます。オイルは独特のコクを出すのに一役買うのは事実なのですが、酸化しやすいので、お早めに飲み切られることをオススメいたします。

オーバーフレンチ、明日から350yen/100gになりますが、今後ともよろしくお願いいたします。


posted by jiro at 22:54| 珈琲豆情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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