2008年01月20日

1月に思うこと

珈琲豆屋では、1月は珈琲豆の販売量が落ち込むという説があります。珈琲好きだということが周囲の方々に知れ渡ると、お歳暮で、たくさんの珈琲豆が届けられることとなり、1月中はその珈琲をせっせと飲まなくてはならない。結果、珈琲好きな人たちが珈琲豆屋に足を運ばなくなる・・・というわけです。

当店でも、その図式の影響を顕著に感じないまでも、1月中はいただいた珈琲を飲んでいたなんて話しを数人のお客様からお聞きしますので、あながち外れているとも思えません。このいただきものの珈琲豆が、自家焙煎の新鮮なものであれば、いただいた方も嬉しいかと思いますが、大手メーカーの缶入りギフトなどがドサっと届くと、ちょっと考え物です。

毎年1月になると、「やっともらった珈琲豆が終わったんで、ようやく新鮮な豆を買いにこれたよ」なんていう会話を、数人のお客様と交わしている気がします。もちろん、贈り主の気持ちを考えると、そんな会話は失礼極まりないことだとは思いますが、相手が好きなモノを贈ってあげるということは、贈る側も、かなり勉強して、失礼のないモノを贈らないとならないということでしょうか。

本来、お歳暮やお中元は、本当にお世話になっている人に対する、感謝の気持ちを贈るものかと思うのですが、その行為自体が形骸化してしまい、中身の「質」に関して、本当に吟味している人たちが少なくなってきている気がします。デパートのギフト売り場や、カタログショッピングのギフトのページの中から「これなんかでどうだろう」という感じで贈り物を決めてしまってはいないでしょうか。

珈琲好きな人に、新鮮で美味しい珈琲豆を届けたい。本当に心からそう思ったときに、真っ先に頭に浮かぶ珈琲豆屋。それが有名デパートでも、カタログショッピングの1ページでもなく、このウサギ小屋珈琲豆屋を選んでもらえるようになりたい。1月を迎える度、私はそう思うのです。


posted by jiro at 23:16| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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